2023年3月のことです。
私たちは新婚旅行先にヨーロッパを選びました。コロナが落ち着いてようやく行ける海外旅行にとても浮かれていました。
フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港(ドイツ/ミュンヘン)から、オーストリアを経由して、ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港(チェコ/プラハ)から日本へ帰る旅程を企画していました。
航空券を一か八かで予約した頃はちょうどコロナ真っ只中。それに加えてロシア上空も飛べないという悪条件のため、2度の乗り継ぎでミュンヘンへ向かう行程となっていました。
それでもワンワールド加盟航空会社の便を購入したので、ラウンジ巡りが楽しみだな〜なんていう風に思っていました。
☟空港でラウンジを利用するには
しかし、私たちの旅行は思わぬ出来事により一変してしまうのです…
いざ出発！しかし…
出発日当日、関西国際空港(KIX)に到着し半分スキップでチェックインカウンターに向かいました。
最初の飛行機はマレーシア航空です。
マレーシア航空はワンワールドアライアンスメンバーのため、ビジネスクラスチェックインを利用できました。
しかし、なかなかチェックインが完了しません。
半ば冗談に、何か問題がありましたか？、と尋ねると…
マレーシア航空
グランドスタッフ
ドーハまでの飛行機はあるのですが、ドーハからミュンヘンまでの飛行機が出てこないのです…💦
え？出てこないってどういうこと？
クアラルンプール→ドーハ、ドーハ→ミュンヘンはどちらもカタール航空の予定です。戸惑っていると、別の地上スタッフの方が
マレーシア航空
グランドスタッフ
ドイツのストライキの影響かもしれません
と教えてくれました。
思い出せば、搭乗前日の夜中に1度、カタールから電話がかかってきました。しかし、出る間もなく切れてしまったのです。
その時に察することができれば良かったのですが…
でもそんなことを考えても仕方がありません。
まずはHISに問い合わせを…と思いましたが飛行機は朝8:50発の便。
その頃はまだ7時台で、もちろんやっているはずもありません。
カタール航空のコンタクトセンターも日本語対応は時間外のため、24時間対応している英語のコンタクトセンターに電話しました。
しかし、電話のためあちらが何を言っているのか全くわからず…
状況が把握できず、呆気に取られていると、マレーシア航空の地上スタッフの方が電話を代わってくださり、直接話をしてくださいました。これが本当に助かりました…😭
その話の内容によると
・代替便は用意できるが、最短2日後
ということでした…
このときは、落胆よりも焦りがありました。なぜなら、この話をしている間にも飛行機搭乗の時間は近づいていたからです。
せっかくの新婚旅行、行かないという選択肢はありません。
2日間もドーハで待てる時間的余裕はないし、旅行先のホテルも押さえている状況でした。
ドイツのストライキで鉄道、飛行機を含むほとんどの公共交通機関が止まっているため、そもそもの行き先を変える他ありませんでした。
このときにもマレーシア航空の地上スタッフの方は一緒に便を探してくれました。
1番良い行き方を一緒に考えてくださったのです。
結局、クアラルンプールからの先の航空券を変更し、アブダビ国際空港経由でウィーン国際空港へ行く便を、【Trip.com】で予約し購入しました。
エティハド航空はワンワールドでもないし、正直聞いたこともありませんでしたが、背に腹はかえられません。2人で追加は約30万円でした…
やっと買えた頃には、出発まであと30分もありません。
マレーシア航空のスタッフさんに連れられて、従業員用通路から出国し、無事搭乗ゲートに到着することができました。
海外旅行にトラブルはつきものだとは、よく言ったものです。それを痛いほど痛感しましたが、こうやって記事のネタにもなり（笑）そして教訓も得られて、この経験は無駄にはならなかったと思っています。
最後に
ヨーロッパ旅行の続きはまた記事にしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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